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定例研究会 2010年度

2010年度実施分定例研究会の成果につきましては『ジェンダーセンター年次報告書2010年度』(2011年3月31日発行)をご参照ください。(PDFデータにリンク) 

2010年度 第4回 『アフガニスタン民衆レベルのジェンダー意識について』

2010年12月3日(金)実施

講師略歴 常岡 浩介氏

『アフガニスタン民衆レベルのジェンダー意識について』

1969年長崎県島原市生まれ。
早稲田大学人間科学部卒業。94年よりNBC長崎放送報道部記者。98年よりフリーランスに。
アフガニスタン、チェチェン、イラク、パレスチナなど、紛争地を中心に取材。雑誌やテレビで発表。2001年にはロシア、インターファクスから「日本国籍の国際テロリスト」と書き立てられる。2004年にはロシアで秘密警察FSB(連邦保安局)に一時拘束され、ロシアから国外退去に。2010年4月より5ヶ月間、アフガニスタンで政府系軍閥組織に身代金目的誘拐されるも、無条件解放。『ロシア 語られない戦争』(2008年7月、アスキー 新書)で、第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。 

当研究会の映像を公開します。映像は こちらからご覧ください。

2010年度 第3回 『平等から協働へ—〈性別〉と職場のよりよい関係を求めて』

2010年11月5日(金)実施

講師略歴 金野 美奈子氏

『平等から協働へ—〈性別〉と職場のよりよい関係を求めて』

東京女子大学現代教養学部准教授、専門は社会学。
2003年に東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(社会学)。
神戸大学准教授を経て2010年4月より現職。

2010年度 第2回 『ジェンダー視点をもった法律家をどう育てるか』

2010年7月23日(金)実施

講師略歴 角田 由紀子氏

『ジェンダー視点をもった法律家をどう育てるか』

明治大学法科大学院教授
1975年に弁護士登録、現在は静岡弁護士会所属。
1986年から東京強姦救援センターの法律アドバイザー。
セクシャル・ハラスメントや性暴力、ドメスティック・バイオレンス事件などを多く手掛けてきた。

主な著書や論文
『性の法律学』、『性差別と暴力』(いずれも有斐閣)、「セクハラ裁判の現状」(弁護士研修講座東京弁護士会・商事法務)、「性暴力と法」(法社会学54号)、「刑事弁護と被害者保護」(日弁連研修叢書)ほか多数 
1940年には3人だった女性弁護士の数が、1975年には324人、そして2009年現在は4,127人。一見順調に増えているように見えますが、これでもまだ女性の割合は全体の約15%にとどまっているのが現状です。
はたして、法律家の世界は男女平等なのか?
法律家は男女平等意識を持っているのか?
そして、今後ジェンダーの視点をもった法律家をどこでどのように育てるのか。
角田先生ご自身の女性弁護士としての35年間の経験をもとに、現状の問題点や数々の事案をあげながら、実務と教育の両方にわたる様々な見解が述べられ、法曹界の現実を知る良い機会となりました。 

2010年度 第1回 『「68年運動」後の日独における身体・セクシュアリティをめぐる論争 —日本の「優生保護法改悪阻止運動」と西ドイツの妊娠中絶合法化運動を中心に—』

2010年6月11日(金)実施

講師略歴 水戸部 由枝氏

「68年運動」後の日独における身体・セクシュアリティをめぐる論争

明治大学政治経済学部専任講師(西洋政治史)
1996年 明治大学政治経済学部卒業
2006年 明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了
博士(政治学)
明治大学・日本大学他兼任講師を経て2009年より現職 
60年代後半に激化した左派学生らによる抗議運動「68年運動」とこの運動にかかわった「68年世代」。70年代初頭に起こった「性の解放」を求める運動の象徴といえる、西ドイツの「妊娠中絶合法化運動」や日本の「優生保護法改悪阻止運動」は、この「68年運動」が転機となったのか?
「68年運動」は「性革命」を引き起こしたのか?
日独比較における中絶やセクシュアリティをめぐる問題、それらを取り巻く歴史的背景について、相違点や共通点をあげながら、これらの問題に対する様々な見解が述べられました。会場には「68年世代」も多数参加しており、講演後の質疑応答もかなり白熱したものとなりました。